在沖米海兵隊がマスク着用なしで運動会、日米の感染対策の差くっきり
12月 23, 2021 18:10 Asia/Tokyo
沖縄に駐留する多数のアメリカ海兵隊員が、マスクを着用せずに屋内での運動会に参加しており、沖縄県がオミクロン株拡大に神経をとがらせる中、日米間の感染対策の隔たりがクローズアップされています。
NHKが23日木曜、報じたところによりますと、沖縄に駐留するアメリカ海兵隊の第3海兵兵站群の部隊が22日水曜、同県浦添市の牧港補給地区にある屋内施設で開かれた運動会の動画や写真を投稿しました。
これらの動画には、いずれもマスクを着用していない大勢の隊員たちが、綱引きに参加し歓声をあげる様子が映っています。
沖縄のアメリカ軍基地では、これまでにキャンプハンセンとキャンプシュワブの基地従業員などが、オミクロン株に感染したことが明らかになっています。
こうした中アメリカ軍は、大規模なクラスターが発生したキャンプハンセンで今月17日以降、すべての人にマスクの着用を義務づけました。
しかし、沖縄県がオミクロン株の広がりに神経をとがらせる中、それ以外の軍の施設では、ワクチンを接種していれば原則的にマスクの着用を求めておらず、日米間の感染対策の隔たりが浮き彫りになっています。
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