岸田首相、オミクロン株対応で自宅療養容認も
1月 05, 2022 02:51 Asia/Tokyo
岸田首相は4日火曜、三重県伊勢市の伊勢神宮の参拝後に記者会見し、新型コロナウイルス・オミクロン株への対応について、医療体制の圧迫を防ぐため、状況に応じて自宅療養なども認める考えを示しました。
政府はこれまで、オミクロン株に感染した陽性者は全員入院させ、濃厚接触者などはホテルなどで経過観察をする方針をとってきましたが、専門家からは医療体制のひっ迫を招くとして懸念の声も出ていました。
NHKによりますと、この日の会見で岸田首相は、自宅などでの療養体制の整備を前提に、自治体の判断で、症状に応じて宿泊施設や自宅での療養を認める考えを明らかにしました。
同時に、米ファイザー社製の新型コロナ用飲み薬を来月中にも実用化することを目指すほか、3回目のワクチン接種も国内在庫などを活用して前倒ししていく考えを示しました。
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