大寒の神戸・六甲山で、夏の「天然の冷房」に池の氷を切り出し
(last modified Thu, 20 Jan 2022 06:17:56 GMT )
1月 20, 2022 15:17 Asia/Tokyo
  • 大寒の神戸・六甲山で、夏の「天然の冷房」に池の氷を切り出し
    大寒の神戸・六甲山で、夏の「天然の冷房」に池の氷を切り出し

二十四節気で1年で最も寒いころとされる「大寒」の20日木曜、神戸市の六甲山で夏に「天然の冷房」として使うために池に張った氷を切り出す作業が行われました。

NHKによりますと、20日朝は、気温がマイナス3度と冷え込み雪が吹きつける中、スタッフがチェーンソーで厚さ13センチほどの氷を40センチ四方の大きさに切り出し、手押し車に乗せて「氷室」と呼ばれる貯蔵庫に次々と運びこんでいました。

20日だけでおよそ16トンの氷が切り出されることになっており、これらの氷は今年の7月13日から展望台で「天然の冷房」として利用される見込みです。

展望台がある「六甲ガーデンテラス」の大路久美子さんは、「六甲山の寒さを生かしたここならではの取り組みで、きょうの切り出しの作業だけでなく夏の冷風体験を楽しんでもらいたい」と話していました。

神戸市灘区の六甲山の山頂近くにある展望台、「六甲枝垂れ」では、冬場に池に張った氷を保存して夏に「天然の冷房」として利用していて、例年大寒のこの時期に氷の切り出し作業が行われています。

 


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