堀内ワクチン相、日本医師会長に「交互接種の安全性の積極的な発信」を要請
(last modified Thu, 03 Feb 2022 11:27:45 GMT )
2月 03, 2022 20:27 Asia/Tokyo
  • 堀内ワクチン担当相
    堀内ワクチン担当相

新型コロナワクチンの3回目の接種をめぐって、堀内ワクチン担当相が日本医師会の中川会長に対し、「交互接種」の安全性などの積極的な発信を要請しました。

NHKによりますと、堀内ワクチン接種担当相は3日木曜、日本医師会の中川会長と会談し、2回目までと異なるメーカーのワクチンを接種する「交互接種」への不安を取り除くため、安全性などを積極的に発信するよう要請しています。

また、「より多くの国民に追加接種の必要性を理解してもらい、交互接種への不安を取り除いてもらう必要がある」とした上で「ふだんから国民と接し、信頼がある医師会から話をしてもらい、接種を促進することが必要だ」と述べ、安全性などを積極的に発信するよう要請しました。

これに対し中川会長は、協力する考えを示した上で「地域の医療機関からは、ワクチン供給に対する不安の声が常にあがっている。ワクチンがあれば、現場の医療機関はしっかりと遂行するので、円滑な供給をお願いしたい」と要望しました。

会談のあと堀内大臣は記者団に対し「ワクチンの供給にはしっかりと取り組んでいく。医師会も動画などで情報発信をしてもらえると聞き、大変心強く思った」とコメントしました。

日本でのワクチンの3回目の接種をめぐっては、すべての人口に対する接種率が、2日水曜時点で4.4%となっていて、接種をどう加速させていくかが課題となっています。

 


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