成田空港着の貨物便で重さ60kgの部品が紛失、飛行中に落下か
2月 12, 2022 16:03 Asia/Tokyo
成田空港に到着した貨物便の機体から長さ4メートル余り、重さ60キロの部品が無くなっていたことが判明しました。
NHKが国土交通省成田空港事務所などの発表として報じたところによりますと、日本時間の11日金曜午後9時すぎ、中国・上海から成田空港に到着した日本貨物航空のボーイング747型機の翼に取り付けられていた部品が無くなっていることが、着陸後の点検でわかりました。
部品は左の翼のフラップを動かす部分のカバーで、プラスチックと一部金属でできていて、長さ4メートル40センチ、幅60センチ、重さは60キロあり、国土交通省の分類では航空機の落下部品としては最も大きい区分に該当するということです。
成田空港会社が滑走路を点検しましたが、これまでに問題の部品は見つかっておらず、また滑走路に異常はありませんでした。
成田空港事務所によりますと、飛行中に落下した可能性もあるということで、航空会社が原因などを調べています。