ヒズボッラー事務局長「ホメイニー師の思想は抵抗の道を照らす灯」／イスラエル元高官「凶悪犯が政権を運営」：国際ニュース

レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーのカセム事務局長が２日月曜朝、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の命日を記念する声明で、「偉大なるルーホッラー・ムーサヴィー・ホメイニ師は専制主義的なイランを被抑圧民の支援者たるイランへとのし上げた」と語りました。

【ParsTodayイラン国際】ナイム・カセム事務局長は、「故ホメイニー師は社会に信仰心に基づく宗教的な価値観という結実をもたらした。これらの価値観は今もなお、地域における抵抗運動と自由を求める運動の指針となっている」と述べています。また「ホメイニー師は抑圧、占領、迫害に対抗し、闘った」としました。そしてイランがイスラム共同体、特にパレスチナ問題を支援する上で重要な役割を果たしてきたことを強調し、「イスラム国家たるイランは、ホメイニー師の指導の下、パレスチナと聖地ベイトルモガッダス・エルサレムの解放のための抵抗運動にしっかりと寄り添ってきた」とコメントしています。

イスラエル元高官が自白、「シオニスト政権は暴漢集団により管理されている」

シオニスト政権イスラエルの元首相エフード・オルメルト氏は１日日曜、米CNNのインタビューで、ベンヤミン・ネタニヤフ現首相とその内閣を「イスラエル社会を内側から崩壊させようとしている暴漢」として非難しました。さらに、「国際社会は、イスラエルの真の声がベン・グヴィル治安相、スモトリッチ財務相、あるいはネタニヤフ首相の文言ではないことを認識すべきだ」と語っています。そして、「これらの人物はイスラエル政府全体を代表するものではなく、特にガザ地区における兵糧攻め政策の継続や、ヨルダン川西岸地区におけるパレスチナ人への日常的な残虐行為を訴える人々はイスラエル全権代表ではない」と述べました。

ブラジル大統領：「イスラエルはガザ市民に対してジェノサイドを起こしている」

ブラジルのルラ大統領は「ガザで我々が目撃しているのは、二つの軍隊間の戦争ではなく、同地区の女性や子供たちを殺害している、完全にプロの軍隊だ」と語りました。ルラ大統領は以前、ガザにおける民間人殺害を続行していることについてネタニヤフ・イスラエル現政権を無責任だとして非難し、「ガザにおけるイスラエル（政権）の逸脱行為を目の前に、我々は沈黙を決め込むことはできない」と強調しています。

バングラデシュのイスラム政党が政界に復帰

バングラデシュ最高裁判所は１日日曜日、同国のシェイク・ハシナ前政権が10年以上前に課していたイスラム主義政党ジャマート・エ・イスラミ党への活動禁止令を解除しました。これにより同イスラム主義政党は正式に政界に復帰し、来年6月に予定されている総選挙に参加できることになります。ジャマート・エ・イスラミ党の弁護士シシル・ムニ(Shishir Muni)氏は今回の投票を、イスラム教徒が多数派を占める国における「民主的で包括的な複数政党制」の成立に向けた一歩だとし、「バングラデシュ国民が民族や宗教に関係なく当党に投票し、建設的な対話に基づく情熱的な議会が形成されることを期待する」とコメントしました。

スペインが独立国家パレスチナの樹立を支持

スペインのアルバレス外相は声明の中で、「聖地ベイトルモガッダス・東エルサレムを首都とする飛び地状態でないパレスチナ国家の樹立を支持する」と強調しました。また「ガザ地区における戦争は、同地区を巨大な墓場に転じさせること以外の目的はない」とし、「我々は人権侵害を理由とし、イスラエル（政権）とのパートナーシップ協定の停止を要求する」と付け加えました。

イラン国会議長、「ベネズエラ訪問の目的は西側諸国の陰謀の無効化」

イランのモハンマド・バーゲル・ガーリーバーフ議長は1日日曜、イランと南米ベネズエラの共通点として世界的な覇権主義に対して長年闘ってきたことを挙げ、「イラン国会議員団のベネズエラ訪問は、敵の陰謀の無効化を目的に行われた」と述べました。また、「覇権主義者による恒常的な危険因子は、国家間の乖離を生じさせようとすることである。だからこそ我々は今日、彼らの計画を阻止するためにここにいる」としています。さらに「イランからベネズエラまでは空路で17時間かかるが、我々の心は近い」とし、「我々は共通の敵と友人を有している。だからこそ、二国間関係の強化によりこれまで以上に二国間関係の改善を実現させる必要がある」と結びました。

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