新潟・三幸製菓の工場で火災が発生し4人死亡、1人の遺体が発見
2月 12, 2022 16:35 Asia/Tokyo
新潟県村上市にある菓子メーカー「三幸製菓」の工場で火災が発生し、従業員の60代と70代の女性4人が死亡したほか、焼け跡から新たに1人が遺体で見つかりました。
NHKによりますと、日本時間の11日金曜午後11時50分ごろ、新潟県村上市にある「三幸製菓」の荒川工場から火が出ていると通報があり、火はおよそ11時間後に消し止められましたが、工場の南側にある建物が全焼しました。
この火災で、いずれも清掃作業を担当するアルバイト従業員で、村上市に住む渡邊芳子さん(71)と、隣の胎内市に住む伊藤美代子さん(68)、齋藤慶子さん(70)、近ハチヱさん(73)の4人が死亡したほか、焼け跡から新たに1人が遺体で見つかったということです。
火災のあと、従業員の20代の男性2人と連絡が取れなくなっているということで、警察はこのうちの1人とみて確認を進めています。
このほか、1人が煙を吸って病院に運ばれましたが、意識はあるということです。
当時、工場では30人ほどが働いていたということで、警察は従業員から話を聞くなどして火が出た原因を調べることにしています。
「三幸製菓」は新潟市北区に本社がある菓子メーカーで、「雪の宿」などせんべいやおかきを主力製品として扱い、工場は新潟県内に3か所あります。
タグ