石垣に緊急着陸した米軍オスプレイ、所属の普天間飛行場に戻る
(last modified Tue, 05 Apr 2022 08:36:39 GMT )
4月 05, 2022 17:36 Asia/Tokyo
  • 米軍オスプレイ
    米軍オスプレイ

沖縄県石垣市の石垣空港に先月29日に緊急着陸し、整備が続いていた米軍普天間飛行場所属MV22オスプレイが、5日正午ごろ同空港を離陸して普天間に戻りました。

沖縄タイムスによりますと、緊急着陸から1週間を要したこの機体は、午後1時ごろ普天間飛行場の滑走路に着陸し、その後、駐機場に移動しました。

これ以前の4日午後と5日午前には、石垣空港周辺で試験飛行する様子が確認されていたということです。

普天間基地からフィリピンに向けて先月29日に飛行していたこのオスプレイは、機体に氷が付着するのを防ぐ装置にトラブルが生じて異常を知らせる警告灯が点灯したため、新石垣空港に緊急着陸しました。関係者は、同空港で整備・点検する過程で、エンジンの油圧系統にも不具合が見つかり、機体の整備に時間がかかったとみられるとしています。

NHKによれば、普天間基地に所属するオスプレイをめぐっては、5年前にも、新石垣空港に緊急着陸したほか、その1年前には、名護市の浅瀬で大破する事故を起こしています。

 


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