官房長官、「北朝鮮と国交正常化目指す考えに変わりない」
4月 11, 2022 16:46 Asia/Tokyo
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松野官房長官
日本政府が、北朝鮮との国交正常化について、諸問題を解決して実現を目指すとしました。
松野官房長官は11日の定例記者会見で、金正恩氏が朝鮮労働党総書記に就任してから今日で10年を迎えることについてコメントを求められ回答する中で、「我が国として日朝平壌宣言に基づき、拉致、核ミサイルといった諸懸案を包括的に解決し、不幸な過去を清算して日朝国交正常化の実現を目指す考えに変わりはない」と指摘しました。
そのうえで「先月のICBM級弾道ミサイルのような、事態をさらに緊迫化させる弾道ミサイル発射を含め、最近の一連の北朝鮮の行動は日本をはじめとする地域や国際社会の安全を脅かすものであり断じて容認できない」と述べました。
また、拉致問題については「岸田内閣の最重要課題」とし、引き続きすべての拉致被害者の帰国に向けて全力で行動するとまとめました。
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