国交相が、沖縄県に辺野古新基地建設の承認促す

斉藤鉄夫国土交通相が、沖縄県名護市辺野古の新基地建設を巡り、軟弱地盤改良に伴う沖縄防衛局の設計変更申請を不承認とした県の処分を取り消し、承認するよう勧告したことについて「裁決と勧告の趣旨を踏まえ、県に適切に対応いただきたい」と述べました。

沖縄タイムスによりますと、斉藤氏は８日、設計変更申請を不承認とした県の処分を取り消す裁決を下し、地方自治法に基づき、今月２０日までに申請を承認するよう勧告しましたた。県は対抗措置をとる見通しです。

裁決では、県と防衛局の双方の主張や鑑定書を踏まえて検討した結果、地盤改良工事や護岸の安定性が適切に検討され、適切な環境保全措置が行われているなどとして、県の判断は「違法かつ不当」と指摘されました。

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