日本の防衛相、「中国空母による沖縄南部海域の航行を強い警戒感で監視」
(last modified Tue, 17 May 2022 09:40:10 GMT )
May 17, 2022 18:40 Asia/Tokyo
  • 日本の岸信夫防衛相
    日本の岸信夫防衛相

日本の岸信夫防衛相が、中国空母による沖縄県南部の海域航行を強い警戒感で監視する意向を明らかにしました。

日本の報道各社が、岸信夫防衛相の話として17日火曜、報じたところによりますと、今月3日から15日までの期間だけで中国海軍の空母「遼寧へのヘリコプターおよび戦闘機の離発着訓練が200回超確認されているということです。

中国海軍の空母「遼寧」について日本防衛省は、今月2日に沖縄本島と宮古島の間の海域を南下し、太平洋に出たあと航行を続けていることを確認しています。

岸防衛相はまた、「わが国の南西諸島や台湾に近接した海空域での活動であることを踏まえれば、懸念を持って注視せざるをえない」と述べ、引き続き強い警戒感を持って監視にあたる考えを強調しました。

また、今年初めにイギリスの新聞フィナンシャル・タイムズ紙は、日本と米国、台湾の当局者を引用し、「中国が海上での軍事的プレゼンスを拡大し、日本南部と台湾東部に艦船を配備した」と報じています。

 


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