6月 07, 2022 19:55 Asia/Tokyo
  • 北方領土
    北方領土

日本政府が、北方領土(ロシア語名:南クリル諸島)に埋葬されている日本人の墓参を海上から行う「洋上慰霊」を、今年中に10回にわたって実施する方向で調整にはいりました。

ロシアのスプートニク通信によりますと、黄川田仁志内閣府副大臣は7日、参院外交防衛委員会でこの件について明らかにしました。

洋上慰霊にはビザなし交流で使用する交流船「えとぴりか」の活用が想定されています。

洋上慰霊は、新型コロナウイルスの感染拡大で島への渡航ができなかった2019年も、北海道と千島諸島の間の海上の境界線で行われていました。日本側はロシアの水域に入ることは想定していない。

これに先立ち、北海道の鈴木知事は2日、岸田首相に対し、クリル諸島の元島民のための慰霊行事の実施に協力するよう要請していました。一方で岸田首相は、ロシアとのビザなし交流の終了に関連しては日本側が他の選択肢を検討していかねばならないとの考えを示しています。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram    Twitter    urmediem


 

タグ