1月 26, 2023 19:31 Asia/Tokyo

シオニスト政権イスラエル軍がパレスチナ・ヨルダン川西岸ジェニンにあるキャンプに前例のない攻撃をしかけ、パレスチナ人9人を殺害しました。

この数ヶ月間、ジェニンやナブルスを含むヨルダン川西岸に対するシオニスト政権軍の攻撃が激化し、パレスチナ人数十名が殉教、ほか数百名が負傷しています。

イスラエル軍は多くの場合において、パレスチナ人を直接銃撃しています。

国際通信イランプレスが26日木曜、報じたところによりますと、パレスチナ保健省は今回のジェニン・キャンプに対するイスラエル軍の残忍な攻撃で、高齢者の女性1名を含む9人のパレスチナ人が殉教したことを明らかにしました。

またこの攻撃で、これまでに少なくとも16人のパレスチナ人が負傷しており、そのうち4人は重体となっています。

この報道ではさらに、ジェニンのキャンプで起きたパレスチナ抵抗軍の戦士らとイスラエル軍の武力衝突において、イスラエル軍側にも負傷者が出たとされています。

複数のイスラエル・メディアによれば、イスラエル軍は、ジェニンでの衝突を受けたパレスチナ側からの報復を恐れ、占領地南部にある防空システム「アイアンドーム」を起動させたということです。

一部のヘブライ語メディアは、ジェニンにおけるシオニストによる26日の攻撃の目的は、著名なパレスチナ人の一人を拉致することだったとしています。

シオニスト政権軍はジェニンの病院にさえも容赦せず、催涙ガスの発射により、多くの患者に呼吸器障害を負わせました。

これに関して、パレスチナ保健大臣は「ジェニンのキャンプおよび市内の状況は劣悪である」と述べ、「イスラエル占領軍は、救急車が負傷者の救援のためにジェニンのキャンプに入ることさえも阻止した」と訴えました。

 


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