7月 05, 2023 19:47 Asia/Tokyo

シリア北東部に違法駐留する米軍がまたも、同国の石油を盗み出しました。

シリアでは2017年9月に米軍の片腕であったテロ組織ISISが敗北したことにより、ちょうどその時から同軍が直接ISISに代わってシリアの石油や資源の窃取を開始しています。

シリア国営サナ通信が5日報じたところによりますと、シリア北東部ハサカ県の現地筋は、「米軍は、窃取したシリア産石油を43台の石油輸送トレーラーやトラックで、違法な検問所を通して隣国イラク北部に移送した」としています。

過去数日間にも、米軍は略奪したシリア産石油を積んだトレーラー45台を違法な検問所を経由してイラク北部に送り込みました。

シリア政府はこれまで何度も、「米軍はシリア北部や北東部に違法に駐留しており、同国の石油を略奪する以外の目的はない」と強調しています。

 


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