Pars Today
アメリカの民主・共和両党の議員らが、「バイデン現大統領には、より強力で長期的な対イラン合意を成立させてほしい」との要望を示しました。
オーストリア・ウィーン協議での最終合意成立に向け、残された重要な一部の問題をめぐりアメリカ政府による政治的決断が待たれる状況の中、米ホワイトハウスのサキ報道官が、「わが国と同盟諸国は、イランとの強力な合意に向けて準備ができている」と主張しました。
イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相が、「ウィーン協議におけるイランの提案は、EUの上級交渉メンバーを通じて米国側に伝えてある。ボールは現在、米国の陣地にある」と述べました。
ハティーブザーデ・イラン外務省報道官が、「イランの個人数名に対するアメリカの新たな制裁行使は、イラン国民に対するアメリカ政府の悪意を示すもう1つのしるしだ」と語りました。
対イラン制裁の解除を目指すオーストリア・ウィーン協議に参加するアメリカ政府チームのメンバーがまた新たに1人、対立を理由に同チームから抜けました。
欧州委員会の報道官が、「イラン核合意の復活を目指すウィーン協議は、慎重を要する最終段階に達している」としました。
イラン外交関係戦略評議会のハッラーズィー議長が、「責必要な責務履行保証の提示や制裁リストから個人・団体を削除する問題は、核合意成立前に解決されるべき重要な問題である」と語りました。
圧政的な対イラン制裁の解除を目指すウィーン協議をめぐる最新の動きとして、テヘランを訪問中の主席調整官であるEUのモラ欧州対外行動庁事務次長が、イランのアミールアブドッラーヒヤーン外相と会談しました。
オーストリア・ウィーン協議で主席調整官を務めるEUのモラ欧州対外行動庁事務次長がイランを訪問し、イラン側の交渉団長であるバーゲリーキャニー外務次官と会談しました。
EUのボレル外務・安全保障政策上級代表は、「イランと世界の大国は、核合意復活に向けた合意の成立に近づいている」としました。