シリア主権を侵害する決議に対し、ロシアが拒否権発動
7月 09, 2022 13:35 Asia/Tokyo
ロシアが国連安全保障理事会において、シリアへ国境を越えた支援送付という名目による西側諸国提案の決議案に対し、拒否権を発動しました。
西側諸国はこれまでに度々、シリアに人道支援を送るという名目のもとに、同国内にいるテロリストへ武器や装備を送り込んできました。
国際通信イランプレスによりますと、この決議案は8日金曜、アイルランドとノルウェーによって提出され、アメリカ、イギリス、フランスがこれを支持しました。
西側はこの決議案によって、シリア政府の監督や許可なしに行っている、10日を期限とする「トルコ国境を通じての人道支援送付」なるものを、延長しようと目論んでいました。
ロシアは、トルコ国境を越えてのこのシリアへの援助は同国の主権を侵害するとし、シリア政府も、「わが国への援助の送付や分配は全て中央政府を通して行われるべきである」と繰り返し強調しています。
シリア危機は2011年、サウジアラビア、アメリカ、およびその同盟諸国から支援を受けたテロ組織が、地域のパワーバランスをシオニスト政権イスラエルに有利に変化させようという目的とともに、シリアへ大規模な侵攻を行ったことで始まりました。
シリア軍はその後、イランの軍事顧問とロシアの支援の助けを受けて、自国内にいたテロ組織ISISの問題の終結に成功しました。
他の複数のテロ組織も、同国から掃討されつつあります。
アメリカとその同盟諸国は、シリアでのテロ組織敗北を強く懸念しています。
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