イスラエル軍、パレスチナ人女性記者殺害・殉教の事実を認める
9月 06, 2022 20:22 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエル軍が、「かなり高い確率で、わが軍の兵士の1人が、パレスチナ人女性記者シリーン・アブアクレ氏に向けて発砲したと思われる」と表明しました。
カタール国営衛星通信アルジャジーラの女性記者、シーリーン・アブアクレ氏は、パレスチナ・ヨルダン川西岸ジェニンの難民キャンプを取材・報道中に、イスラエル軍の銃撃により殉教しました。
イスラエル軍はアブアクレ氏の殉教以来、世論や報道各社から、この犯罪の責任を認めるよう迫られてきました。
イスラエル公共放送協会(略称KAN)によりますと、イスラエル軍は声明を発表し、「調査によると、おそらくイスラエル兵の発砲により、アブアクレ氏が死亡したと思われる」と表明しています。
この声明では、アブアクレ氏の射殺犯を意図的に伏せ、誤射によるものだったとの表現がなされています。
イスラエル軍はこれまでに、数百人ものジャーナリストを逮捕、負傷、または殉教させてきました。
パレスチナ人ジャーナリスト支援委員会は最近、イスラエルがジャーナリストに対して敵対的な措置を講じる目的は、抑圧されたパレスチナの人々に対するイスラエルの犯罪の発覚を阻止することにある、としています。
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