視点
イスラエルの戦争犯罪継続と世界の沈黙
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シオニスト政権イスラエルのパレスチナへの攻撃
シオニスト政権イスラエルのパレスチナへの攻撃は、世界が消極的な姿勢に終始する中、続いています。
シオニスト政権によるパレスチナへの攻撃はここ数カ月で激化しており、数十人のパレスチナ人が殉教または負傷しています。
イスラエルが攻撃を続けているのには、いくつかの理由があります。
その中でも最たる理由が、カタールW杯を機会として利用しているということです。いま世界の世論はW杯に夢中になっています。シオニスト政権は、世界の世論が注目する出来事があると、常にそれをパレスチナに対する残虐な政策を実行する機会としてきました。
もう一つの理由は、地域においてイスラエルが嫌われていると自覚したことです。カタールW杯では、特にアラブ世界が反シオニストであることがはっきりとしました。このことにイスラエルは非常にいら立っています。
イスラエル・サッカー協会のオレン・ハソン会長は、カタールW杯を取材したイスラエルメディアの記者らが現地で受けた扱いについて、「イスラエル人はカタールでは嫌われていることが、私にははっきりした」と述べています。実際、シオニストらは西アジア住民へのいら立ちを、パレスチナ人に対する暴力で解消しているのです。
別の理由としては、シオニスト政権はここ2年で、パレスチナに対する政策を容易に継続できると考えていることがあります。世界の大国はシオニスト政権の犯罪に沈黙することでこれを容認し、一部のアラブ諸国も同政権との関係正常化を行い、イスラエルの犯罪に沈黙または消極的な姿勢をとっています。
さらに重要な要因として、パレスチナ各組織が、イスラエルの犯罪に対抗する唯一の手段は抵抗運動であるとの結論に至ったことも挙げられます。特に昨年から、パレスチナ各組織はイスラエルに対する数々の抵抗作戦を占領地内で行い、イスラエル側はさらなる犯罪行為でこうした抵抗運動を阻止しようとしています。
イスラエル政府は犯罪を繰り返すことで、パレスチナの抵抗運動を止めることができると考えています。しかし、この考えは誤りです。なぜなら、抵抗運動の増加は、聖地ベイトルモガッダス・エルサレムでのイスラエルの犯罪激化の結果であり、また、パレスチナ各組織は抵抗作戦の実施のため組織間で合意に達しているからです。


