米軍が、シリア石油をまたも窃取
(last modified Wed, 07 Dec 2022 10:08:37 GMT )
12月 07, 2022 19:08 Asia/Tokyo

米占領軍が、シリアから盗み出した石油をイラク領土内に運び込みました。

シリアでは、2017年9月に米軍の片腕であったテロ組織ISISが敗北したことにより、同軍が直接その後釜となり、ISISに代わってシリアの石油や資源の窃取を開始しています。

米軍とその支援を受ける武装組織・シリア民主軍が占領下に置く、シリアの北部や北東部ハサカなどの地域では、彼らの存在やそのテロ行為に対して、シリア人住民が常に抗議しています。

シリア国営サナ通信 によりますと、現地情報筋は、ハサカの北東に位置するヤアロビヤ郊外において6日火曜、シリアの一部を占領する米軍の移動部隊が、略奪したシリア石油を積んだタンカー66台を伴い同国外に出たと伝えました。

これらの情報筋はさらに、盗まれたシリア石油が、ハサカ郊外マフムディエの違法な通過点を通ってイラクへ運ばれたとしました。

シリア政府は、自国の東部および北東部にいる米軍および同軍とつながる武装集団が目的とするのは石油の略奪のみであり、彼らのシリア国内駐留が違法であることを、繰り返し強調しています。

 


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