サウジ、「対イラン交渉の道を模索中」

サウジアラビアのファイサル外相が、「わが国は対イラン交渉に向けた道の模索に努めている。それは、対話こそが対立緩和につながる最善の方法だからだ」と語りました。

イルナー通信によりますと、ファイサル外相は17日火曜、スイス・ダボスでのWEF世界経済フォーラム第53回年次総会（通称；ダボス会議）の傍ら、「我々は対イラン交渉の模索して、対立のない関係の拡大に注力しようと努めている」と述べています。

さらに、世界におけるエネルギー危機に関しても、「エネルギーの安全確保は世界にとって死活問題であり、その先行きには諸問題が山積している」としました。

ファイサル外相は、ダボス会議の傍らでフセイン･イラク外相とも会談し、西アジア地域の問題に関して話し合いました。

フセイン外相はこれに先立ち、「イラン・サウジ間の交渉を仲介するわが国の努力は続いている。両国は、対話継続を希望している」と表明していました。

イラクはこれまで5回にわたり、イラン・サウジ間交渉を仲介しています。

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