アムネスティ、「サウジはスポーツを犯罪隠蔽に利用」
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国際人権団体のアムネスティは、サウジアラビアが自国の恐ろしい犯罪隠蔽のためにスポーツを悪用していると指摘しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
2月 04, 2023 21:12 Asia/Tokyo
  • アムネスティ、「サウジはスポーツを犯罪隠蔽に利用」
    アムネスティ、「サウジはスポーツを犯罪隠蔽に利用」

国際人権団体のアムネスティは、サウジアラビアが自国の恐ろしい犯罪隠蔽のためにスポーツを悪用していると指摘しました。

イルナー通信によりますと、アムネスティの担当者は、FIFA・国際サッカー連盟がサウジに対し人権に関する姿勢を改めるよう求めるべきだとして、今年7月からオーストラリア・ニュージーランドで開催予定の女子W杯をサウジに利用させないよう求めました。

同担当者は、サウジは、同国のサッカークラブ・アルナスルがクリスティアーノ・ロナウド選手を獲得したのを皮切りに、各スポーツイベントの開催により自国の人権侵害の実態を隠蔽しようとしているとしました。

こうしたか中、オーストラリア・ニュージーランド両国のサッカー協会は共同声明を出し、サウジによる女子W杯のスポンサー出資を遺憾に思うとしました。

サウジでは多くの反体制派市民が毎年死刑などの重罰に処されており、英ガーディアン紙は、現在のムハンマド皇太子就任後から死刑執行数が2倍になったと報じています。

サウジでは2011年以降、東部のシーア派地域を中心に平等などを求めるデモが行われていますが、当局はこうした動きを徹底的に鎮圧しています。

 


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