トルコ・シリア地震の死者2万8000人超に、奇跡的救出続く
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トルコとシリアを襲ったマグニチュード(M)7.8の地震発生による両国の死者数は計2万8000人を超えました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
2月 12, 2023 15:50 Asia/Tokyo

トルコとシリアを襲ったマグニチュード(M)7.8の地震発生による両国の死者数は計2万8000人を超えました。

トルコ・シリア地震

 

フランス通信など、報道各社によりますと、トルコ南部で今月6日に発生した地震やその後も続く大きな揺れにより、これまでにトルコ国内で2万4617人、シリア側では少なくとも3575人が死亡していて、亡くなった人の数はトルコとシリアの両国あわせて2万8000人を超えています。

がれきに埋め尽くされた被災地では、生存者の奇跡的な発見も続いています。

 

トルコ・シリア地震

 

国営TRTトルコ・ラジオ・テレビ放送のTRTハベルが伝えたところでは、震源に近いトルコ・カフラマンマラシュでは、70歳の女性が救出されたということです。

トルコ・アナトリア通信によると、南部アンタキヤでは、生後2か月の赤ちゃんが地震発生から128時間後に救出されました。

また別の報道では、2歳の女児、妊娠6か月の女性、4歳の女児とその父親が救出されたということです。

被災地では、懸命の救助活動が続いていますが、一部の地域では治安が悪化し救助活動を一時的に停止する救助隊もあり、厳しい状況での活動が続いています。

 

トルコ・シリア地震

 

国連は、トルコ、シリア両国で少なくとも87万人が温かい食事を必要としており、またシリアだけで最低5.3万人が住む家を失ったと明らかにしました。

OCHA国連人道問題調整事務所のトップを務めるマーティン・グリフィス国連事務次長は11日日曜、震源に近く、甚大な被害を受けたトルコ南部のカフラマンマラシュを視察し、「ここで起きたことは過去100年間にこの地域で起きた出来事の中で最もひどいものだ」と被害の深刻さを訴えました。

さらに、WHO世界保健機関は、約2600万人が地震の影響を受けたとしています。

 


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