イスラエル刑務所内のパレスチナ人収容者が、86日間のハンストの末に殉教
May 02, 2023 15:23 Asia/Tokyo
シオニスト政権イスラエル刑務所に収容されていた1人のパレスチナ人が、86日間のハンガーストライキの末に所内の独房で殉教しました。
パレスチナ・イスラム聖戦運動の指導者の1人で、今年2月5日にイスラエル側に逮捕されていたヒズル・アドナン(Khizr Adnan)氏は、起訴状によらない逮捕である行政拘禁に抗議して、86日間連続でハンストを行っていました。
シオニスト政権の軍事裁判所は、治療を目的としたアドナン氏の保釈要求を繰り返し退けてきました。
情報筋は以前から、シオニスト政権刑務所内にいるアドナン氏の健康状態悪化および彼のハンスト継続について伝えていました。
アドナン氏は先週、状態の悪化により病院に搬送されましたが、イスラエル側は弁護士、医師、法的代理人らの誰にも、同氏との接見やその健康状態の把握を許可しませんでした。
パレスチナの各抵抗組織は、シオニスト政権刑務所内でアドナン氏が殉教したことに反応し、同氏は占領者たるシオニスト政権に殺されたとしました。
シオニスト政権の刑務所には現在、4900人のパレスチナ人が収容されており、その大半は非常に厳しい環境に苦しめられています。
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