イスラエル軍のジェニン攻撃が継続 難民キャンプの3000人が避難
シオニスト政権イスラエル軍が、パレスチナ・ヨルダン川西岸ジェニンの難民キャンプに残忍な攻撃を行う中、パレスチナ赤新月社は同キャンプの住民3,000人が避難を余儀なくされたと報告しました。
イスラエル軍は3日月曜朝から、ヨルダン川西岸にあるジェニンの難民キャンプの住民を標的に、多方面からの攻撃を開始しました。これらの攻撃は未だ続いており、パレスチナ民間人が11人殉教したほか、100名が負傷しています。
イスラエル側は、空爆と武力行使によりジェニンの難民キャンプから住民を強制的に追い出すとともに、キャンプ内の電気・給水網を破壊しました。
SNS上では複数のユーザーが、イスラエルのテロ分子がガス弾や催涙ガスを使ってパレスチナ人の家族を襲撃し、ジェニンの難民がキャンプから強制的に追い出される、痛ましい様子を記録し公開しています。
同キャンプの住民の一部は、ジェニン市内の病院に避難しています。
ウベイディ・ジェニン市長は、「現在、市内の難民キャンプへの援助物資供給は完全に停止されているほか、この地域の大部分で断水となっている。これは、イスラエルのブルドーザーがキャンプの給水網を破壊したことによる」と説明しています。
パレスチナ赤新月社職員の一人、アフマド・ジブリル氏は、「イスラエルが難民キャンプを破壊すると脅迫したことから、同キャンプから避難する人々が相次いでいる」と述べました。
キャンプ内で生活していたパレスチナ人は、およそ1万5000人とされています。
ジェニン県のカマル・アブ・アルラブ副知事は、これらの光景は1948年のパレスチナ占領記念日の出来事を想起させるものだ」とし、「居住区に対する爆撃や攻撃が続いており、難民キャンプの状況は非常に厳しい」としています。
一方、パレスチナ・イスラム抵抗運動ハマス政治局のメンバーであるガジ・ハマド氏は、シオニスト政権に対する抵抗を続けていくと強調するとともに、「我々は全力でイスラエルに抵抗し、引き続きこの政権と対決していく」と述べました。
イスラエル軍が3日月曜に始めた残忍なジェニンへの攻撃は、アラブ連盟やイスラム諸国から強い反発を受けています。これらの諸国・機関は、イスラエルというシオニスト・アパルトヘイト政権の犯罪を明らかな国際法違反とみなすとともに、これに対し国際社会が対処する必要性を強調しています。
国連イラン代表部も、イスラエルがジェニンの難民キャンプに対して新たに犯罪を行ったことを受け、自国のパレスチナ抵抗組織支援を明確に表明しながら、「イスラエル政権は、武力という論理によってのみ屈服し、交渉や妥協には応じない」と指摘しました。
アラブ連盟のほかにも、キューバ、チュニジア、エジプトの各国や、イラクのイスラム抵抗運動ナジュバ、レバノンのシーア派組織ヒズボッラー、イエメンのシーア派組織アンサーロッラーなども、個別に声明を発表して、今回のイスラエルの犯罪を非難しています。


