イラク政治団体、「米に軍撤収するよう通達」

イラクの政治団体・ファタフ連合が、イラク代表団が訪米中にアメリカ政府へ米軍を撤退させるべきだと伝えたとしています。

米軍は、2003年からイラクを占領しています。イラクでは、政府がテロ組織ISISに勝利したことを宣言した後、政府および国民が自国からの外国軍撤退を望んでいますが、アメリカは依然として軍をイラクに駐留させ続けています。

ファタフ連合の指導者の一人、ハーメド・アルムーサウィー（Hamed Al-Mousawi）氏は13日日曜、イラク・マアルーマ通信とのインタビューで、「すべての（イラクの）政治勢力が、自国の国家主権を支持し、政府に対して、全外国軍の完全に国外撤退させることを望んでいる」と述べました。

そして、「我が国の代表団は米国に対し、イラクが依然として自国からの全外国軍の撤退を推し進めていることを伝えた」としました。

アバシ国防相率いるイラク治安当局高等代表団は、先週アメリカを訪問しました。

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