シリア大統領、「イラン・サウジの国交回復は大きな成果」
(last modified Sun, 01 Oct 2023 11:10:23 GMT )
10月 01, 2023 20:10 Asia/Tokyo
  • シリアのアサド大統領
    シリアのアサド大統領

シリアのアサド大統領が、「イランとサウジアラビアの国交回復は大きな、そして想定外で電撃的な成果だった」と述べました。

イランとサウジアラビアは今年3月10日、中国の仲介により、2016年以来断絶していた国交の再開で合意しました。

アルアーラム・チャンネルによりますと、アサド大統領は30日土曜、CCTV・中国中央テレビのインタビューで、「サウジの問題は、各国の間に対立を引き起こすという、米筆頭の西側諸国の常套手段の一例だった」と語りました。

その上で、「アメリカは、シリアやその同様の国々を自らの利益確保のために利用してきた。この地域の国々は、西側の介入主義的な政策の代償を支払わされた」と述べました。

また、シリア内戦は終わっていないとし、外国軍の介入が問題解決の大きな障害になっているとしました。

アサド大統領はさらに、「シリアは西側諸国による大規模な経済封鎖下に置かれている。西側はシリア国民を飢餓に陥れようと画策している。もし外国の介入がなければ、この危機は数カ月で解決していた」と述べました。

また、アメリカがテロリストと共謀してシリアの資源を略奪していると非難しました。
 


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