ハマス政治局長「敵はパレスチナに対峙する能力なく、虐殺に走った」
10月 15, 2023 18:33 Asia/Tokyo
パレスチナ・イスラム抵抗運動「ハマス」のハニヤ政治局長は、「シオニスト政権イスラエルは、パレスチナ抵抗勢力に対峙する能力がないために、大量虐殺に走っている」と述べました。
レバノンのアルマヤーディーン・テレビによりますと、ハニヤ政治局長は、「『アクサーの嵐』作戦は、我々の領土・聖地からの占領者の撤退の始まりだ」としました。
その上で、「シオニストらは大量虐殺や移住強制に走ることで、受けた打撃を取り戻そうとしている」とし、「臆病なシオニスト政権軍は、我々の勇敢な民と対峙する能力がないために、大量虐殺に走っている」と述べました。
そして、「敵がアメリカや西側の全面支援を受けて行動しても、我々は解放・帰還戦略を再開する。ガザの人々は自らの土地にルーツを持ち、そこから離れることはない」としました。
イスラエルはガザ北部の住民100万人以上に対し、退避するよう呼びかけました。一部の識者の間では、この呼びかけはイスラエル軍が近くガザ北部に地上侵攻する兆候だという見方が広がっています。ハマスはこれに対して、ガザ北部の住民に向けて自らの住居を離れないよう呼びかけています。