OIC緊急会合が共同声明、イスラエルの侵略を非難
(last modified Thu, 19 Oct 2023 09:39:03 GMT )
10月 19, 2023 18:39 Asia/Tokyo
  • OICイスラム協力機構
    OICイスラム協力機構

OICイスラム協力機構の加盟諸国が共同声明を発表し、「パレスチナ問題はイスラム共同体にとって中心的事項だ」と強調しながら、パレスチナ・ガザ住民へ支援を届けるべく検問所の早急な再開を求めました。

OICは18日水曜、サウジアラビアのジッダで加盟諸国の外相及び当局者らが参加しての執行委員会緊急会合を開きました。

サウジのテレビ局「Al Ekhbariya」によりますと、OICは同日夜、ガザ地区に対するシオニスト政権イスラエルの侵略行為をめぐる共同声明を発表しました。

この共同声明で加盟諸国は、占領者たるシオニスト政権イスラエルが行うガザ地区のパレスチナ人への残忍な侵略行為、および同地区の一方的な封鎖を早急に停止するよう求めました。

さらに、国際社会に対しても、人道・医療や救急面での緊急支援、水・電力の供給、支援物資搬入のための検問所の早急な再開のために措置を講じるよう求めました。

また、パレスチナ問題がイスラム共同体全体にとり中心的事柄であると強調し、自決権、パレスチナ難民の帰還、パレスチナ国家樹立をはじめとした、パレスチナ人の明白な権利を支持すると強調しました。