治療のため渡航許可されたガザ負傷者、わずか80人
11月 01, 2023 20:45 Asia/Tokyo
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ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所
カタール衛星通信アルジャジーラは、シオニスト政権イスラエルによる攻撃で負傷したパレスチナ・ガザ地区の市民のうち、治療のためエジプトへの渡航を許可されたのはわずか80人にとどまっていると報じました。
それによると、この80人は今日、ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所を通過し、エジプトに渡ることができるということです。
しかし、ガザ地区内の病院には今も数千人の負傷者が入院しています。
今日検問所を通過する80人以外にも、外国籍を持つ400人がエジプトへ渡ることになっており、その第一陣はすでに出発しているということです。
複数のメディアは情報筋の話として、カタールが今日のラファ検問所の開放に向けて、アメリカとの調整の上、エジプト、ハマス、シオニスト政権イスラエルの三者の間を仲介していると報じました。
それによると、仲介が成功し三者が合意に至れば、上記の外国籍保持者と一部の負傷者はラファ検問所を通過できる見通しだということです。
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