イラン外務省報道官、「イスラエルによるシャファー病院への攻撃は戦争犯罪」

イラン外務省のキャンアーニー報道官が、「パレスチナ・ガザのシャファー病院に対しシオニスト政権イスラエル軍が行った恐るべき攻撃は、戦争犯罪の明白な事例となり、国際的に訴追されるべきものだ」としました。

シオニスト政権イスラエル軍は15日水曜、戦車と装甲車でガザ地区のシャファー医療複合施設に侵入し、その敷地内の様々な場所を銃撃しました。

さらに、戦闘用装備に身を包んだシオニスト兵数十人が同施設の救急外来棟に突入し、病人や負傷者らのいる部屋のドアを破壊して回りました。

占領者政権軍はまた、シャファー病院の西側部分も攻撃し、壁や扉を爆破しました。

イルナー通信によりますと、イラン外務省のキャンアーニー報道官はSNSへの投稿で、「シオニスト政権は、先月7日の敗北によって大きな打撃を受けたことから現在、（シャファー病院にパレスチナ抵抗勢力の拠点があるといった）虚偽の物語を作り出すことで、手柄を立てようと画策している」としました。

そして、「抵抗勢力が病院や医療施設の中に拠点を作り活動しているというような、シオニスト政権の嘘や創作による演出・主張は、同政権がガザでの犯罪と逃げ場のない子ども・女性の殺戮を覆い隠したり、そのような行為を続けるための口実にすぎない」と指摘しました。

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