ガザで国連傘下の学校が爆撃、パレスチナ人数十人が殉教
パレスチナ・ガザ地区でUNRWA国連パレスチナ難民救済事業機関の学校を爆撃するというシオニスト政権イスラエル軍の新たな犯罪により、数十人が殉教・負傷しました。
シオニスト政権イスラエルによるガザ攻撃は、60日目を迎える中で昼夜を問わず続けられており、パレスチナ人の殉教者や負傷者は、時間を追うごとに増加しています。
イスラエル政権軍はさらにこの数日、空爆および砲撃の範囲を、ガザ北部から南部へと拡大させています。
パレスチナの通信社・パレスチナアルヨウムによりますと、イスラエル軍の戦闘機は今回、がUNRWAの学校を爆撃しました。この結果、数十人のパレスチナ人が殉教したほか、多数の人々も負傷しました。
同軍はさらにガザ南部のハーンユヌス地域を広い範囲で砲撃したということです。
各メディアによれば、イスラエル側の狂人的なこの攻撃により、ガザのナーセル医療センターに数十人の殉教者や負傷者が運び込まれました。
また、ハーンユヌスの南隣となるラファ地域も、イスラエル政権軍の戦闘機や砲撃により断続的に攻撃されています。
レバノンのアルマヤーディン・テレビは、イスラエル軍がハーンユヌスにあるモスクを爆撃し損壊させたと報じました。
この一方、パレスチナ抵抗勢力の戦闘員らは、ガザで地上戦を行うシオニスト侵略者を、可能な手段で標的にしようとしています。
パレスチナ保健省の最新統計によれば、去る10月7日にパレスチナ抵抗勢力の対シオニスト作戦「アクサーの嵐」が開始されてからガザで殉教したパレスチナ人の数は1万5899人、負傷者は4万2000人に達しました。
パレスチナ保健省の報道官は、イスラエルによる凄惨なガザ攻撃で殉教した人々の70%は子どもだったと発表しています。
ガザでは、イスラエル軍の攻撃が続くものの病院は最低限の設備でしか負傷者の手当て行えず、緊急人道支援の必要性が叫ばれています。