ユニセフ、「ガザは子供にとって世界で最も危険な場所に」
12月 17, 2023 19:54 Asia/Tokyo
ユニセフ・国連児童基金が、シオニスト政権イスラエルによるパレスチナ・ガザへの攻撃を受けて、同地区が子どもたちにとって世界で最も危険な場所になっていると警鐘を鳴らしました。
ファールス通信によりますと、ユニセフは16日土曜、ガザ情勢に関する報告に続いて、「ガザでは約100万人の子どもたちが家を追われて難民化している」としました。
シオニスト政権は、メディアを通じてガザの悲惨な状況が伝えられるのを阻もうと、地区内のインターネットおよび通信回線を、3日連続で遮断しています。これは、ガザ戦争開始以来最長の遮断となります。
ドイツのベアボック外相とイギリスのキャメロン外相は、ガザ情勢について「あまりにも多くの民間人が殺されている」としながら、ガザで恒久的な停戦を成立させるよう呼びかけました。しかし、このような言動は、両国の首脳が2カ月以上にわたりシオニスト政権の犯罪を無視、もしくは支援して、ガザの無防備な人々の大量虐殺に加担してきたことを考えると、欺瞞に満ちた行為だと言えます。
また、フランス議会のトーマス・ポルテ議員は、二重国籍の4000人以上のフランス人が、圧政下にあるガザの人々を攻撃する戦争において、イスラエル政権軍に加わっていることを認めています。
パレスチナ保健省が発表している最新統計では、シオニスト政権の大規模攻撃で殉教したガザ住民の人数は1万9000人以上にのぼり、その7割以上が女性や子どもとなっています。
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