国境なき医師団、「ガザ住民は今冬さらに大きな問題に直面」
世界最大の国際的医療NGOであるMSF国境なき医師団の副事務局長が26日火曜、「本格的な冬の到来とともに、パレスチナ・ガザ地区の住民はさらに多くの問題に直面することになるだろう」と語りました。
ファールス通信によりますと、MSF副事務局長はある談話において、最近採択された国連安保理によるガザ救援決議が効力・強制力の弱いものであることを指摘しました。
同事務局長はカタール国営衛星通信アルジャジーラのインタビューで、「最近採択された安保理決議は支援物資分配が盛り込まれていないため、不完全である」と述べています。
また、「本格的な冬の到来とともに、ガザ住民は今後さらに多くの問題に遭遇することになるだろう」としました。
シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相は26日火曜、これまでに約2万1000人のパレスチナ人殉教者や他数万人の負傷者を出している同政権の行動に世界が反発しているにもかかわらず、今後数日以内に現在の戦争をさらに激化させるだろうと表明しました。
今回のガザ紛争は去る10月7日、パレスチナ・イスラム聖戦運動やパレスチナ・イスラム抵抗運動ハマスなどの抵抗組織がこれまで70年間にわたるイスラエル政権の占領行為への報復として、「アクサ―の嵐」と称する対シオニスト作戦を実施した後に始まりました。
この作戦は、イスラエル政権にとって史上最も多くの犠牲を与えられた攻撃の1つとなりました。ハマスの戦闘員らは、境界壁からイスラエル占領地内部数か所に入り、複数の村落を襲撃しました。これにより、イスラエル政権側は多くの犠牲者を出したほか、多数を捕虜にされました。
国連人権高等弁務官事務所のセイフ・マガンゴ報道官も26日火曜、ガザ地区中枢に対するイスラエル政権の作戦拡大に懸念を示し、国連がイスラエル政権によるガザ中枢部への爆撃継続を強く憂慮しているとしました。
この声明では、「我々は、クリスマス以降100人ものパレスチナ人の命を奪ったイスラエル軍によるガザ中枢への爆撃継続を強く懸念している」とされています。


