サッカー・ヨルダン代表選手、パレスチナ支持でAFCから罰金
1月 22, 2024 14:21 Asia/Tokyo
パレスチナへの支持を表明したことが理由でAFC・アジアサッカー連盟から罰金を課されたヨルダンの代表選手が、「後悔はしていない」と語りました。
サッカー・ヨルダン代表のマフムード・マルディー選手は、16日に行われたAFCアジア杯のマレーシア戦で4得点目を決めた後、ユニフォームに書かれた「シオニストに立ち向かうガザ市民を支援する」というメッセージを示し、世界中の注目を集めました。
AFCはマルディー選手のこの行動を「政治的行為」にあたるとして、1500ドルの罰金を課しました。
これに対しマルディー選手は、「この行動の目的は、パレスチナの人々が受けている抑圧を世界に伝えることだった。幸いにもその目的は達成された。誰もがこのような行動を起こすことができる」と語りました。
パレスチナ保健省によると、昨年10月7日にイスラエルによるガザ攻撃が始まってから現在までに、およそ2万5000人のパレスチナ人が殉教し、6万2000人以上が負傷しています。