イスラエル新戦争相・カッツ氏とは?
11月 07, 2024 20:22 Asia/Tokyo
イスラエルのネタニヤフ首相は5日、かねてから対立が指摘されていたガラント戦争相を更迭し、後任にイスラエル・カッツ外相を任命しました。
【ParsToday西アジア】カッツ氏は1955年9月21日、占領地アシュケロン生まれ。ヘブライ大学で国際関係学の学士号と農学の修士号を取得しました。これまでシオニスト政権で外相、財務相、運輸相、農業相、情報相を歴任してきました。
カッツ氏は、パレスチナ人や抵抗の枢軸に対し過激な立場をとっていることから、イスラエルの政治家の中でも極右派に分類されています。
また、パレスチナ、イラン、さらには国連に対する敵対的な発言で知られており、シオニスト入植地の継続を支持する一方、パレスチナ問題の解決という考えには常に反対してきました。
極右的な発言を続けるカッツ氏は、ガラント前戦争相の後任に任命された後の初の声明で「我々の優先事項は、ガザ地区から人質を帰還させ、ハマスとヒズボッラーを殲滅することだ」と主張しています。