アメリカとロシア、シリア・アレッポについて協議
(last modified Fri, 21 Oct 2016 10:39:17 GMT )
10月 21, 2016 19:39 Asia/Tokyo
  • アメリカとロシア、シリア・アレッポについて協議

アメリカとロシアの外務大臣が、シリア北部・アレッポ東部の状況の改善に関して電話で話し合いました。

ロシア・スプートニクによりますと、ロシアのラブロフ外務大臣は、20日木曜、アメリカのケリー国務長官と、アレッポ情勢について電話で会談しました。

ロシア外務省は声明の中で、これについて、「シリア問題に関する二国間協議と、今月15日のローザンヌ合意の枠内で、ロシアとアメリカの外相は、アレッポ東部の状況改善について話し合いを行った」と発表しました。

ロシア外務省は、「ラブロフ外相は、この電話会談で、アレッポの住民だけでなく、違法な武装グループをこの町から安全に退去させる条件を整えることに触れたが、武装勢力は、停戦を破り、民間人の移動を妨げようとしている」としました。

シリアとロシアの政府は、アレッポの衝突の停止と人道的な停戦を宣言し、それが再び延長される可能性を明らかにしました。

また、ラブロフ外相とケリー外相の電話会談では、アメリカが、テログループと穏健な反体制派グループの区別に関する以前の約束を履行することが強調されました。