イエメンの州半数以上で、コレラが蔓延
11月 14, 2016 20:18 Asia/Tokyo
WHO・世界保健機関が、イエメンの州の半数以上が、コレラの蔓延に苦しんでいるとしました。
IRIB通信によりますと、イエメンの封鎖により、同国の病院は医薬品や医療器具の不足に苦しんでおり、コレラが急速にイエメンに拡大しています。
飲料水の不足、サウジアラビアによる医療施設や衛生施設への空爆から生じる状況や人道支援を準備する上での制限、イエメンでの伝染病の感染に関する可能性、これらの要因により、イエメンでコレラが蔓延しています。
ユニセフのハルネ代表も、最近、イエメン人およそ300万人が食料支援を必要としているとして、「イエメンの150万人の子供が栄養不良に苦しんでいる」と語りました。
サウジアラビア政府はアメリカの支持により、ハーディ元大統領を政権に復帰させるため、2015年3月からイエメンの人々に対する攻撃を開始しました。
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