国連、シリア・アレッポの非人道的な状況について警告
11月 20, 2016 20:00 Asia/Tokyo
国連が、シリア・アレッポの非人道的な状況に懸念を示し、この地域の住民に早急に人道支援を届けるよう求めました。
フランス通信がシリア・ダマスカスから伝えたところによりますと、国連のシリア担当人道調整官と中東担当人道調整官は、19日土曜、アレッポの関係各方面に対し、攻撃を停止すると共に、民間人への支援に関して国連に協力するよう求めました。
両者は、封鎖されているアレッポの住民への国連の支援計画を明らかにし、「国連は、アレッポで対立する各グループや関係国に対し、アレッポ東部の住民への早急な支援と病人や負傷者の搬送の問題に関して、詳細な人道支援計画を提起している」と語りました。
テロ組織は今も、アレッポの住宅地を攻撃しています。
国連は、武装グループに支配されているアレッポの地域にアクセスすることができません。
これらの地域は、7月半ばからシリア政府によって包囲されています。
シリア政府軍は、2012年から自分たちの管轄を外れたこのアレッポの地域を解放しようとしており、現在、西部の地域を管轄下においています。
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