アメリカ主導の有志連合軍がイラク首相の会議場をミサイル攻撃
11月 26, 2016 17:13 Asia/Tokyo
イラク義勇軍の司令部が、アメリカ主導の有志連合は、イラク北部のタルアファル空港内のイラク首相と司令官が会談した会議場をミサイルで攻撃したとしました。
イルナー通信によりますと、イラクの義勇軍の司令官は25日金曜夜、タルアファル空港の司令部のテントがミサイル攻撃を受けたとしました。
このテントは、このミサイル攻撃の1時間前、イラクのアバディ首相と司令官による会議が行われていた場所でした。
イラクの義勇軍の司令官はまた、この誘導ミサイルはアメリカ主導の有志連合の戦闘機から発射されたとしました。
さらに、アバディ首相と義勇軍の司令官の会談の後、24日木曜午後、この会議場のテントから1.5メートルの地点にミサイルが落ち、これにより義勇軍に多数の負傷者が出たとしました。
この声明では、ミサイルの痕跡から、これがテロ組織ISISによって行われたものではなく、有志連合の無人機によって発射されたことが示されているとされています。
義勇軍の司令官は有志連合による説明を求めています。
アバディ首相は24日、イラク北部ニナワ州の前線を離脱し、タルアファル空港で会議を行いました。アバディ首相が滞在していた場所が攻撃を受けるのは、これで2度目のことです。
10月14日にも、アバディ首相がイラク北部キルクークで視察を行った場所は、後に砲撃を受けました。
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