イラン大統領：「我が国民の道は横暴者への抵抗」／在ウィーン国際機関ロシア代表：「スナップバックは効果なし」

ペゼシュキヤーン・イラン大統領が、「わが国の国民が歩む道は、横暴者に対する抵抗と尊厳の道である」との見解を示しました。

マスウード・ペゼシュキヤーン大統領は「我々の歩む道は揺るぎない決意、人民の力への信頼、そして明るい未来に向けた威風堂々たる前進である」と強調するとともに、「近隣諸国との広範かつ建設的な交流があれば、悪意ある輩どもが目的や幻想を達成することは決してないだろう」とし、「国はいかなる状況にも対応する準備ができており、政府が注目しているのは国民の生命と生活である」と語っています。

【ParsTodayイラン】イルナー通信によりますと、ペゼシュキヤーン大統領は28日日曜夜、閣議での演説において、最近の米ニューヨーク訪問や各国高官らとの会談における自らの計画と成果について詳細を説明するとともに、核問題の公正な解決を目指すイランの真摯な努力にアメリカが非理不尽で威圧的な態度をとっていることを強調し、「約束違反者や横暴者は、我々が彼らの意志に従わない限り、決して我々に満足しないだろう。しかし、そのようなことは決して起こらないだろう」と述べました。
 

ガザ人道支援国際船団「グローバル・スムード」が3日以内にガザに到着の見込み

情報筋によりますと、ガザ向け人道支援物資を積載した「グローバル・スムード船団」は現在ガザ地区に向けて航行中で、ガザ到着まであとわずか3日の距離にまで近づいています。ガザ封鎖解除国際委員会は、約45隻の船舶からなる「グローバル・スムード」船団が現在、エジプトのマルサ・マトルーフ港の北に位置し、ガザ到着まで665キロメートルの距離にあると発表しました。
 

レバノン抵抗組織ヒズボッラー事務局長：「米国とイスラエルの脅威に立ち向かう」

レバノンのイスラム抵抗組織ヒズボッラーのカセム事務局長は、「レバノンとしてアメリカとシオニスト政権イスラエルの挑発と脅威に立ち向かい、何物にも隷属しない自由と独立を求めて抵抗する自国民を最大限に支援する」と強調し、「勇敢で忍耐強いレバノン国民のこの姿勢を目にする者は誰でも、イスラエルという敵に立ち向かうレバノン国民の勝利を確信するはずだ」と語りました。
 

米ミシガン州の教会での銃撃と火災により1人死亡、9人負傷

米ミシガン州の教会で銃撃とそれに続く火災が発生し、1人が死亡したほか、9人が負傷しました。警察によれば、この教会には事件発生当時、数百人ほどが参列していたということです。地元警察関係者の１人は28日日曜、「負傷者のうち2人が重体、1人が死亡、容疑者も死亡した」と伝えました。
 

イスラエル議会、反シオニスト作戦の加担者を処刑する法案を承認

シオニスト政権イスラエル議会・クネセト内務委員会は28日日曜、第１段階として反シオニスト作戦への加担者を処刑する草案を承認しました。この草案の承認により、同委員会はパレスチナ人捕虜に対する敵対的措置のエスカレートに向け危険な一歩を踏み出したことになります。なお、パレスチナ人捕虜問題情報局は声明を発表し、「この決定は占領に抵抗する権利の保障を定めた国際原則および国際法に反する」と表明しました。同情報局によれば、この草案の承認は、イスラエル占領政権が不当な法律適用という隠れ蓑の下で、パレスチナ人捕虜殺害を正当化する意図を公式に宣言するものであり、占領政権の政治・軍事機関に蔓延する犯罪的精神を反映しているということです。
 

在ウィーン国際機関ロシア代表：「スナップバックは効果なし」

在オーストリア・ウィーン国際機関ロシア大使兼常駐代表であるミハイル・ウリヤノフ氏は、対イラン制裁の復活を誘発するトリガーメカニズム（別名スナップバック）は効果がないとし、「X」に「フランス、ドイツ、イギリスはスナップバックが成功裏に実施されたと主張しているが、それに関連する手続きはこれら3つの欧州諸国によって違反された」と投稿しました。
 

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