ロシア、シリア・アレッポの情勢に対する国連と西側の無関心を批判
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ロシア国防省のコナシェンコフ報道官が、シリア・アレッポの情勢に対する国連、アメリカ、フランス、イギリスの無関心を批判しました。
(last modified 2025-08-16T09:55:59+00:00 )
11月 30, 2016 19:51 Asia/Tokyo
  • ロシア、シリア・アレッポの情勢に対する国連と西側の無関心を批判

ロシア国防省のコナシェンコフ報道官が、シリア・アレッポの情勢に対する国連、アメリカ、フランス、イギリスの無関心を批判しました。

ロシア・スプートニクによりますと、コナシェンコフ報道官は、30日水曜、「アメリカ、イギリス、フランス、国連は、これまでアレッポの市民に人道支援を提供したことがない」と語りました。

コナシェンコフ報道官は、国連、アメリカ、その他アメリカの同盟国は、アレッポの人々との状況改善に関心を持っていないとしています。

アレッポでは、2012年から、テロリストが民間人を人間の盾として利用しています。

国連の発表によれば、アレッポ東部のおよそ10万人の住民が、人道支援を必要としているということです。

ここ数日、シリア政府軍は、アレッポ東部で、西側の支援を受けた武装勢力やテロリストを掃討する作戦を継続しています。

シリア軍の関係者は匿名で、「シリアの政府とその同盟国は、アメリカにトランプ政権が誕生する前にアレッポ東部を奪還しようとしている」と語りました。

シリア第二の都市アレッポは、2012年から東西に分けられ、東部はテロリストが、西部は政府軍が掌握しています。