最近解放されたシリア・アレッポは、シリア軍により完全に管轄
12月 14, 2016 19:56 Asia/Tokyo
数年にわたる衝突の末、シリア北部アレッポでの戦争は終了し、シリアの政府軍がこ町を完全に管理しています。
アレッポの解放により、現在テロ組織ISISの占領下に置かれているのは、シリア北部のラッカ州、及び東部デリゾール州の数少ない地区のみとなっています。
アラブの情報筋は、アレッポ解放作戦による負傷者の第一団がアレッポの東部から西部の近郊に搬送されたことを明らかにしました。
プレスTVの記者がアレッポ東部から報じたところによりますと、アレッポの広範囲にわたる瓦礫の山から、この4年の衝突の激しさが見て取れるということです。
シリア軍司令本部の広報担当者は、プレスTVの取材に対し、「アレッポ東部での解放作戦の中で、民間人多数が殺害されたとする西側の根拠のない報道について、「こうした根拠のない偏ったプロパガンダは、アレッポ東部でのシリア軍の大勝利による」と語りました。
また、民間人の殺害でシリア軍を非難することは、現状における敵の唯一の選択肢だとし、「こうした容疑は、シリア軍がアレッポ東部から数万人の民間人を移送した中で提起されている」と述べました。
アレッポは、2012年から東部と西部に分割し、東部をテロリスト、西部をシリア軍がコントロールしていました。
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