シリア･アレッポからのテロリストの退去作業が停止

シリア北部アレッポのテログループの間で内部対立が生じたため、この都市の東部からのテロリストの最後の一団とその家族の退去は一時停止されました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、テログループ間の内部対立や、負傷者と女性、子供を運ぶバスのシリア北西部イドリブへの到達が阻止されたことにより、アレッポ東部からのテロリストとその家族の最後の一団の退去が遅れることになっています。

テロリストに拉致された人々数人を含むアレッポ東部の住民数十人は、２０日火曜にテロリスト側の刑務所から脱走したあと、アレッポにあるシリア軍の拠点に身を寄せました。

シリアのテレビによりますと、テロリストから逃れた人々の一部は、拘束された経緯や、自分に対するテロリストの野蛮で残忍な対応について説明し、「２ヶ月前以上からテロ組織ヌスラ戦線のメンバーによって拉致され、全ての身分証明書を燃やされた」としました。