国連次期事務総長、「シリア危機は、国際的な危機」
12月 29, 2016 18:24 Asia/Tokyo
国連の次期事務総長に選出されたグテーレス氏が、シリア危機は世界にとって癌のようなものだとしました。
プレスTVによりますと、グテーレス事務総長はシリア危機を全世界にとっての深刻な危機であるとし、「シリア危機は、国際社会がその解決法を見出さない限り、終結することはないだろう」と語っています。
また、「シリア危機は、現在、全世界にとっての癌と化している」とし、「アメリカとロシアがシリア問題をめぐる見解の対立を解消するよう希望する」としました。
グテーレス氏は、先月末にロシアのプーチン大統領と会談し、なるべく早急にアメリカのトランプ次期大統領と会談したいと表明しました。
来年の1月1日に現在のパン事務総長の後任として国連事務総長に就任するグテーレス氏は、世界各国の関係の改善や相互の不信感の解消を支援したいと表明しています。
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