イラン外務次官、シリア和平協議の肯定的な結果に期待感
1月 26, 2017 19:04 Asia/Tokyo
イラン外務省のジャーベリーアンサーリー・アラブアフリカ担当次官が、「カザフスタン・アスタナの和平協議が、シリアの平和と平穏につながるよう希望する」としました。
イラン、ロシア、トルコのイニシアチブによりカザフスタン・アスタナで開催されたシリアの和平協議は、23日、24日の期間で行われました。
ジャーベリーアンサーリー次官は、アスタナを後にする前、カザフスタンの国営テレビのインタビューで、「地域・国際的な努力が、シリアの平和のための他の国際的な協議の代わりになる予定はない。むしろ、この種の努力と、国際平和のプロセスはシリアで補完される」と強調しました。
アスタナの和平協議の終了宣言で、国連の決議に基づいたシリアの領土保全と、シリア政府と反体制派による政治的協議の継続が強調されました。
この終了宣言ではまた、シリア危機の軍事的な解決法は無効とされるべきだとしましました。
さらに、シリアの衝突は国連安保理決議2254とシリアの支持国の協議に従って終結され、安保理決議2165に従い、被災した人々に対する救援を円滑にするべきだとしました。
シリア危機は2011年から、サウジアラビア、アメリカやトルコなどのアメリカ同盟国が支援してきたテロ組織の攻撃により、現在のアサド政権を転覆するために開始されました。
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