サウジアラビアのイエメン攻撃で新たにイエメン人19人が死亡
3月 04, 2017 17:07 Asia/Tokyo
サウジアラビア軍の戦闘機が、イエメン各地を攻撃し、これにより、4人が死亡、15人が負傷しました。
ファールス通信によりますと、サウジアラビア軍の戦闘機は、イエメン北西部サアダ州の住宅地をクラスター爆弾で攻撃し、これにより、3人が死亡、ほか子供8名が負傷しました。
サウジ軍の戦闘機はまた、イエメン西部ハッジャ州にあるイエメン人の住宅を攻撃し、この中で民間人1人が死亡し、女性と子供7人が負傷しました。
さらに、首都サヌア州を6回に渡り攻撃し、このうちの2回の攻撃でクラスター爆弾を使用しました。
サウジアラビアは、ハーディ元イエメン大統領を政権に復帰させるため、アメリカとイギリスの支援を得て、2015年3月以来イエメンを攻撃しました。これにより、イエメン人1万1000人以上が死亡し、このうちの大半が女性と子供となっているほか、多数の人々が難民となっています。
サウジのイエメン攻撃により、イエメンは厳しい食料、医薬品の不足に直面しており、多くの病気が蔓延しています。