イスラエル、パレスチナ領の85%を占領
3月 30, 2017 20:03 Asia/Tokyo
現在の統計によりますと、シオニスト政権イスラエルは、パレスチナの土地の85%にあたる2万7000平方キロを占領しています。
ニュースサイト・インティファーダによりますと、パレスチナ統計センターはパレスチナの「土地の日」にあたる30日木曜に際して、シオニスト政権がパレスチナの土地2万7千平方キロの土地を占領しており、現在パレスチナ人は国土のわずか15%しか掌握していない、こうした中、パレスチナの人口の48%がこの地に住んでいると発表しました。
この発表によりますと、シオニスト政権は1967年にヨルダン川西岸の40%を占領し、その後、シオニスト政権の関係者はより大きな土地を占領することで、パレスチナ人が所有する土地の登録を禁じ、パレスチナ人の土地の所有権を奪いました。
さらに、シオニスト政権は、ベイトルモガッダス・エルサレムのシオニスト用の多くの入植地や住宅を建設する許可を出しながら、パレスチナ人の住宅や土地を破壊する政策や、パレスチナ人に対して占領地に家を建てる許可を与えないようにする政策を続けています。
シオニスト政権の関係者は2016年、パレスチナ人が所有する建物およそ309件を破壊しており、さらに227件の建物を破壊する許可を出しました。
ヨルダン川西岸におけるシオニストの人口は2015年末、61万7000人を上回っており、その47%はベイトルモガッダスに住んでいます。
一方、パレスチナ・ガザ地区の面積が小さいにもかかわらず、シオニスト政権はガザ地区の周囲に緩衝地帯を設けて、ガザ地区の24%、およそ365平方キロを占領しています。
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