アメリカ主導の有志連合、シリアとイラクの民間人虐殺を認める
4月 02, 2017 19:03 Asia/Tokyo
アメリカ主導の有志連合が、声明を発表し、2014年から2017年のシリアとイラクの空爆で、数百人の民間人が死亡したことを認めました。
アルアーラムチャンネルによりますと、この声明では、2014年8月から2017年2月までの間に、テロ組織ISISに対する国際的有志連合は、アメリカの主導により、1万8600回の空爆をシリアとイラクで行っており、これにより民間人396人が死亡しました。
こうした中、有識者はこの有志連合による見積もりは、実際の死者の数よりも大幅に少ないとしています。
あるNGOの調査によりますと、少なくとも2500人がイラクとシリアにおける有志連合の空爆で死亡しています。
この連合は、アメリカのオバマ政権時代に、イラクとシリアのISIS対策を口実として結成されました。
一方、公式報告によりますと、アメリカなどの西側諸国やアラブ諸国は、ISISなどのテロ組織の創設者であり、また兵器や資金の援助者とされています。
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