国連安保理でシリアの化学攻撃に関する緊急会合、採決なく終了
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国連安全保障理事会が、シリア北西部に対する化学兵器の攻撃について話し合うための緊急会合を開催しましたが、シリア政府を非難するための西側諸国の提案について採決を行うことなく終了しました。
(last modified 2025-10-27T05:05:03+00:00 )
4月 06, 2017 22:28 Asia/Tokyo
  • 国連安保理でシリアの化学攻撃に関する緊急会合、採決なく終了

国連安全保障理事会が、シリア北西部に対する化学兵器の攻撃について話し合うための緊急会合を開催しましたが、シリア政府を非難するための西側諸国の提案について採決を行うことなく終了しました。

4日火曜、シリア北西部イドリブに対する化学兵器の攻撃で、100人以上が死亡、数十人が病院に運ばれました。シリア軍は、この化学兵器による攻撃への関与を強く否定しています。シリア政府は2014年に自国の化学兵器を国連と化学兵器禁止機関に引き渡しました。

安保理の緊急会合は、シリアのテロリストの最大の支持者であるアメリカ、フランス、イギリスの提案により、化学兵器の攻撃について話し合うため、5日水曜に開催されました。

アルアーラムチャンネルによりますと、ロシアの国連次席大使は、5日水曜夜、この会合で、テロリストは化学兵器を使用し、シリア政府の信用を失墜させようとしているとし、「テロリストは、一部の支援国と調整し、シリア政府に対して軍事手段に訴えるための口実にしようとしている」と語りました。

ロシアの国連次席大使はまた、安保理の無関心が、テロリストへの化学兵器使用の奨励と処罰の回避につながっているとし、「イドリブ郊外の出来事に関する現在の騒動は、シリア政府攻撃の陰謀の一部だ」と語りました。

シリアの国連次席大使も、この会合で、シリア政府にこの攻撃の責任があるとしたアメリカ、フランス、イギリスの根拠のない主張に対し、シリア政府は、国連に90以上の書簡を送り、その中で、テロリストによるシリア国民への化学兵器の使用について確かな情報を提示したとし、「これらの化学物質は、トルコからテロリストのために移送された」と語りました。

シリア危機は、アサド合法政権の転覆を目指し、アメリカ、サウジアラビア、その同盟国の支援を受けたテロ組織の大規模な攻撃により、2011年から始まりました。