イラクテレビ局、「イラクでのISISによる自称支配は修了」(動画)
(last modified Thu, 29 Jun 2017 12:01:23 GMT )
6月 29, 2017 21:01 Asia/Tokyo

イラクの国営テレビが、同国北部モスルでテロ組織ISISが滅亡したことを明らかにしました。

アルアーラム・チャンネルによりますと、モスルにあるアンヌーリ大モスクをイラク軍が制圧したことを受け、イラク国防省はモスル内でISISの掌握場所は一切残っていないと表明しています。 

ISISの指導者アブーバクル・アルバグダーディは2014年6月に、アンヌーリモスクで、「カリフ制国家」の樹立を宣言しました。アンヌーリモスクがISISにとって非常に重要でした。

その他の報道も、民間人の生命を守るためにイラク軍が進軍を遅らせたにもかかわらず、モスル南部各地でISISを包囲したことを伝えています。

こうした中、イラク情報筋はモスル西部でISISのメンバー数十名が殺害されたことを明らかにしました。

モスルをISISから解放する作戦は、昨年10月から始まり、イラク軍はおよそ100日間でモスル東部の完全な解放に成功しています。

イラク連合軍はまた、今年の2月からモスル西部の解放作戦を開始しました。

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